内科・東洋医学に通じ漢方処方も、整形外科・スポーツによるケガの治療に
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ごあいさつ
当研究所の生い立ちを振り返れば、大変古く昭和23年にまで遡ることとなります。
同年9月27日に厚生大臣から「財団法人東方治療研究所」として設立許可を得て、その後昭和44年に名称を「財団法人東洋医学研究所」に変更し、半世紀以上を経過しました。
設立当時はまだ戦後の傷跡が癒えておらず、かつ、世間一般に東洋医学についての理解と普及啓発が少ない時代に、公益法人としてこの種の研究所が認められたことは、非常に珍しいことであったものと推察されます。と同時に創設に関わった方々、特に初代理事長である故人・花田 傳氏の並々ならぬご苦労が偲ばれます。
事業内容としては、定款にあるとおり東洋医術の医学的研究および啓蒙普及活動を継続的に実施すると共に、臨床の場における東洋・西洋医学の融合を図ることを目指し、昭和50年1月から附属の診療所を開設し、地域における医療確保にも合わせて貢献することとしています。
そして、平成26年4月1日に、国の公益法人制度改革に伴い、「一般財団法人 東洋医学研究所」へ移行いたしました。
現在の社会環境にあってはなかなか運営も厳しいといわざるを得ませんが、東洋医学に対する世の認識も深まってきていることから、将来への希望を失うことなく努力を続ける必要があると思っております。
一般財団法人東洋医学研究所
理事長 櫻井 康司